転職エージェントから連絡が来ない…見捨てられた?

2021/09/07

転職ノウハウ お役立ち情報 コラム

中途採用市場の転職活動では、転職エージェント(人材紹介会社)に登録し、求人への応募を行うことが当たり前になってきています。
「最初の面談以降、全然連絡が来ない…」
「送られてくる求人の数が少ない…」
「面接をドタキャンしたら、求人を送ってくれなくなった…」
と、ヤキモキしている方も多いはず。
なぜ転職エージェントから連絡が来ないのか?__裏事情をお話します。

【目次】

転職エージェントから連絡が来ない理由

転職エージェントから見捨てられることはあるのか?

転職エージェントっての大々的に宣伝してますが、実際登録してみると、連絡が来なかったり、求人票の紹介が遅かったり、少なかったりってケースが多いですか?

Yahoo!知恵袋

転職エージェントの中で登録をしていても全く求人が来ない所もありますが、本当に求人を探しているのでしょうか?

Yahoo!知恵袋

ネット上の様々な相談サイトでも挙がってくる質問ですが、転職エージェントから見捨てられることはあるのか?ないのか?と問われたならば、『ある』というのが回答となります。

転職エージェントから連絡が来ない、見捨てられてしまうケースを見て行きましょう。

経歴と希望が見合っていない

転職エージェントから連絡が来なくなる理由として一番の理由が、「経歴と希望が見合っていない」ということです。

わかりやすく例を挙げて説明したいと思います。

<登録者:Aさん>
・年齢:26歳
・最終学歴:大卒
・職歴:大学卒業後、飲食店とコンビニのアルバイトを5回転職、正社員の経験は無し
・現在の年収:200万円
・保有資格:普通自動車免許(AT限定)

<Aさんの希望>
・正社員
・年収400万円
・事務職全般
・土日祝完全休み、残業月10時間以内
・電車通勤で自宅から30分以内

<Aさんが希望する条件に近い求人の応募基準>
・大卒以上
・経理事務の経験3年以上かつ、正社員経験がある
・簿記2級以上必須
・残業月平均15~20時間程度(繁忙期は30~40時間程度)

Aさんの例は極端ではありますが、上記のように、希望を満たせるような経歴やスキルが無いにも関わらず、高い希望を出す登録者は少なくありません。

つまり、転職エージェント側は、「希望が高すぎて案内できる求人が無い=連絡のしようが無い」という状態になっているのです。

レスポンスが遅すぎる、返信が無い

応募企業とのやり取りは全て転職エージェントが間に入って行うため、面接の日程調整など、重要な局面で連絡が取れない場合、登録者側に問題があるとみなし、その後の求人案内を控えることがあります。

企業は忙しい合間を縫ってタイトなスケジュールで面接を行っているため、日程の調整がつかないことは、企業側に多大な迷惑をかけることとなり、レスポンスが取れない登録者については、転職エージェント側において人物面に難ありというジャッジが下されることも。

また、求人を案内しても、応募する・しないの意思表示が全く無いことが多発する場合にも、転職する意思が無いと判断し、対応を後回しにすることがあります。

面接時の非常識な行動

少ないケースではありますが、連絡なしで面接に遅刻したり、普段着で面接を受けたりなどの行動はNGです。社会人として最低限のマナーは必須となります。

志望動機が弱すぎる、考えられない

転職エージェントが案内した求人に応募する場合も、志望動機は必須となります。
待遇面に惹かれて応募することを決めた場合でも、「企業はどのような人材を求めているか?」「自分はその企業でどのような仕事をしていきたいか?」という仕事軸での志望動機を考える必要があります。

転職エージェントは履歴書・職務経歴書の添削や面接についてのアドバイスを行いますが、アドバイスの内容を理解できず、何度選考に進んでも見送りばかりが続く方については、転職意欲が低いとみなし、求人を案内する回数が減っていきます。

転職エージェントをしっかり活用するには?

返信は必ず行い、エージェントと対話する

転職エージェントはAIなどの機械ではなく、人が担当しています。
自分の仕事において、取引先が下記のような態度を取る相手だったら皆さんはどう思うでしょうか?

・全く連絡が無い
・一方的で無理な都合ばかりを押し付けてくる
・会議を無断キャンセルする

また、転職エージェントは自分の希望を叶えてくれる何でも屋ではありません。
登録者と綿密なやり取りをしながら、キャリアの方向性を見出し、少しでも良い転職ができるようにサポートを行う存在です。
自分の希望ばかりを通すのではなく、転職エージェントからのアドバイスを参考に、今後の自分のキャリアをどうしていきたいか?を考えられなければ、良い転職には繋がりません。

残念なことに、紹介決定最優先で、登録者を無視した悪質な転職エージェントも存在することは事実ですが、転職エージェントは一つではありませんので、自分と相性の良い転職エージェントを探すことも重要です。

まとめ

転職に向けて努力をし、前向きに転職活動を行っている登録者を見捨てることは無い

転職エージェントは人材事業というビジネスのうちの一つであり、企業に人材を紹介して成り立っている仕事ですので、転職への意欲が高い登録者を優先するのは、どの転職エージェントにおいても当然であると覚えておいてください。

何人もの様々な登録者を見ている転職エージェントは、転職に対する本気度をすぐに見抜きます。
また、優先度が高い=経歴が素晴らしい人材というわけではありません。
転職エージェントは、自分の経歴を俯瞰的に捉え、しっかりとキャリア形成を考えて、前向きな転職活動を行っている登録者を優先し、転職サポートを行っています。

転職エージェントからの連絡が無く、転職活動に行き詰っている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

【コラムを書いた人】
西村 美保
パセリスタッフ専属コーディネーター。コーディネーター歴6年。
様々な職種において転職希望の求職者をサポート。他にもスクールにおいてセミナー活動を行い、転職や就業に関する情報収集の仕方や良い転職を行う方法を伝授している