あなたが抱える仕事ストレスとその対策

2020/06/23

支援サービス

「今の職場、なんだか働きづらい…でも、いったい何がストレスになっているんだろう?」
「これから転職するなら、どんな職場が良いんだろう?」
仕事のストレスは、ハッキリ自分でわかっている場合もあれば、自覚していない場合もあります。
また、疲れ過ぎていると自分でも何がストレスになっているのか、分からなくなってしまうことも…。
あなたが今の職場でストレスに感じているのはどんなことでしょう?振り返って、対策を考えてみましょう。

仕事ストレスチェック

Q次のA~Eの各項目から、当てはまるものをチェックしてみてください。

☐ 残業することが多い

☐ 作業を途中で止めないといけないことがよくある

☐ 担当する仕事が多いと感じる

☐ 締め切りや作業終了時間が、急に変わることがある

☐ 会議などで、自分の意見を発言しにくい雰囲気がある

☐ 自分の知識やスキルを仕事で使うことが少ない

☐ やりがいのある仕事を回してもらえない

☐ 苦手な作業がよく回ってくる

☐ 仕事に対して、給料が安いと感じる

☐ 仕事内容が自分に合っていないような気がする

☐ 作業の進め方の自由度が低い

☐ 自分の仕事は責任が重いと感じている

☐ 職場までのアクセスが良くない

☐ 業務に必要なもの(パソコン機器やネット環境、そのほか道具など)が不足している

☐ 作業環境(照明、空調、清潔さ、騒音など)が良くない

☐ 作業に危険が伴う

☐ 職場の人と意見が合わないことがよくある

☐ 職場の人があまり友好的ではない職場の人と友好的な関係ではない

☐ 職場で仕事の相談に乗ってくれる人がいない

☐ 職場に苦手な人がいる

さて、最も多くチェックが入ったのは、A~Eのうち、どれでしたか?

一番多かったものから、あなたの仕事ストレスタイプがわかります。複数の項目で3つ以上チェックがついた人は重複ストレスタイプ、どれも0~1個の人は低ストレスタイプです。

<Aが多かったあなたは 仕事ペースストレスタイプ>

あなたは、仕事を自分のペースで進められないことにストレスを感じているようです。ペースを乱されることで、作業効率が下がり、思うように仕事が進まないことにイライラして、ストレスになります。


対策としては、スケジュール変更の可能性を最初から考慮して作業を進めておく、「作業が立て込んでいるので集中したい」と周囲に伝えるなどしてみましょう。
もし、転職を検討しているなら、ルールやスケジュールがしっかりしている職場だと、ペースが乱されにくく仕事を進めやすいので、オススメですよ。

<Bが多かったあなたは スキル発揮不能ストレスタイプ>

あなたは、自分の能力を十分に発揮できないことにストレスを感じているようです。スキルを発揮できないと、欲求不満がたまり、時には自己否定されたようにも感じられ、ストレスになります。

対策としては、自分から「こんなこともできます」と、能力をアピールすること。上司があなたの持っているスキルについて詳しくない場合、能力の活かし方がわからず仕事をふれないということがあるからです。
もし、転職を検討しているなら、あなたのスキルを活かせる業務内容の職場だと、能力をフル活用してもらえるので、オススメです。

<Cが多かったあなたは 仕事内容ストレスタイプ>

あなたは、仕事内容そのものに不満がありストレスを感じているようです。立場が低いのに責任が重い、給料が仕事内容に見合わないといった仕事は、強い疲労感や気分の落ち込みを感じやすく、ストレスになります。

対策としては、3年後も今の仕事をこのまま続けていきたいかどうか考えてみること。昇進・昇給や部署移動の可能性がないなら、思い切って転職先を探してみても良いかもしれません。
もし、転職を検討しているなら、自分の希望をピックアップしてから様々な求人を見比べてみることをオススメします。

<Dが多かったあなたは 環境ストレスタイプ>

あなたは、職場環境に対してストレスを感じているようです。作業環境の問題は、不満をはっきり意識しないまま、地味にストレスがたまりやすいものです。

対策としては、改善の提案をすること。小さな要望から相手の承諾を積み重ね、本来の要望を叶えるフット・イン・ザ・ドア・テクニックや、先に大きな要望をあえて断らせ、小さなお願いの承諾を引き出すドア・イン・ザ・フェイス・テクニックを使ってみましょう。

もし、転職を検討しているなら、転職先までのアクセスや周辺環境を調べたり、面接時に職場の様子を観察してみたりすることをオススメします。

<Eが多かったあなたは 人間関係ストレスタイプ>

あなたは、職場の人間関係にストレスを感じているようです。人間関係は多くの人にとって強いストレスになりやすいものです。仕事自体は負担でなくても、ストレスはたまっていきます。

対策としては、第三者に現状を相談し、客観的な意見をもらうこと。こじれた人間関係はそれが普通になっていると、自分では重大性を認識しづらくなるからです。 もし、転職を検討しているなら、転職先の雰囲気についてエージェントを通して聞いてみると良いでしょう。同じ職種でも、より良い人間関係の中で働いてみる価値はありますよ。

<2つの項目で3つ以上チェックがついたあなたは 重複ストレスタイプ>

あなたは複数の職場ストレスを抱えているようです。それぞれのタイプを確認してみましょう。ストレスとなっていることが重なると、その分、こころの負担は大きくなり、身体にも影響を及ぼすことがあります。なるべく休息をとるようにし、信頼できる人に相談してみましょう。

すでに体調不良が見られる人は、医師やカウンセラーにも相談してみましょう。様々な対策を取ってみても状況が改善しないようなら、あなたにとって働きやすい職場に転職するのも一つの方法です。

<どれも0~1個のあなたは 低ストレスタイプ>

どの項目もチェックした数が少ないあなたは、現在の職場で感じているストレスは低いと言えるでしょう。ストレスがあまりかからない職場に所属し、日ごろからストレス解消が上手にできているのかもしれません。

ただ、同じ職場でも人事異動や昇進、新しい企画が始まる、勤務年数が長くなるなど大きな変化が起こると、今までストレスに感じていなかったことが負担に感じられる場合もあります。時々自分のストレスをチェックして、振り返るようにしてみましょう。

他の人は普通に働いているのに…自分はこころが弱いの?

同じ職場で、グチを言い合っていても、他の人は辞めたいほどではない様子だと、「自分は弱いのかな…」と落ち込むことがあるかもしれませんね。
でも、何が強いストレスに感じるのか…それは人によって異なります。

例えば、作業中にたびたび声をかけられるのは、≪一人で集中して仕事をしたい人≫にとっては強いストレスになります。しかし、≪和気あいあいと話しながら作業を進めたい人≫にとっては、むしろ楽しい環境となるでしょう。

ですから、他の人にとってはストレスの少ない、あるいは、耐えられる範囲の職場でも、あなたにとっては強いストレスを感じる職場ということは十分あり得ることなのです。

自分が何にストレスを感じているのか知ることは、現状を改善したり、快適な職場を見つけたりするために大切なことです。
パセリスタッフではコーディネーターとの面談や適職診断テストを通して、お一人おひとりに合うお仕事を紹介しています。今の職場に強いストレスを感じているのなら、働く環境を変えてみるのも良い方法です。ぜひ一度、ご相談ください。

≪心理カウンセラープロフィール≫

松本 いずみ
公認心理師。明治学院大学大学院心理学専攻修士課程修了。ストレスチェック実施者研修修了。
スクールカウンセラーとして都内中高で12年間従事するかたわら、メンタルヘルスサイトにて一般向けに心理学コラムの執筆とメールカウンセリングを担当。プライベートでは0歳と7歳の2児の母。最近は「あつまれどうぶつの森」を家族で楽しんでいます。

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参考:アイシンク株式会社 アイシンク インフォメーション「第16回:責任が重い人ほどストレスは強い?」