仕事に欠かせない「笑顔」の効果

2019/11/05

お役立ち情報

あなたは、普段、どんな表情で仕事をしていますか?
「真面目な職場だから、ひたすら真剣な顔で仕事している」「おもしろい上司がいるから、いつも笑っているかな?」「緊張する仕事だから、眉間に皺が寄っているかも…」などいろんな人がいることでしょう。
あまり意識していないという人も多いかもしれませんね。
今回は、ポジティブな印象を与える表情の1つである「笑顔」について考えていきます。

そもそも表情とは?

表情とは、言語以外のコミュニケーションである「非言語的コミュニケーション」のひとつです。非言語的コミュニケーションには、表情のほかに、声、身振り、視線など様々なものがあり、感情を伝える役割があります。
アメリカの人類学者であるレイ・バードウィステルは、個人対個人におけるメッセージの伝達力について、言葉で伝わる確率が35%、その他の非言語手段が65%だと述べています。意外にも非言語手段の方が高いのですね。

この非言語的コミュニケーションの中でも、「表情」は、とりわけ相手に与える情報量が多いとされています。私たちは、相手の表情を見て感情を読みとったり、自分の気持ちを正確に相手に伝えるために表情を駆使したりして、意思の疎通を図っているのです。

最近では、パソコンを使用する業務は当たり前のようになり、職場内外の伝達手段も、メールなどを使うことが多くなっています。決まっていることや、簡単なやり取りであれば、時間などを気にすることなく送ることができますし、送受信した内容も後で確認できるため、大変便利です。
ですが、内容が込み入っていたり、相手の間違いを指摘しなければいけない時などは、相手の受け取り方が気になり、「メールだと書きにくいな」と悩ましく思った経験がある方もいるのではないでしょうか。また、細かいニュアンスが相手に伝わりにくいので、誤解を生む恐れもあります。

求人募集要項に「電話応対業務なし」と記載があるのをよく見かけますが、これは、電話業務を苦手に思う人が多いからということがわかります。電話では、相手の表情などの視覚的な情報を得ることが出来ないため、感情を読み取ることが難しい場合もあります。だからこそ、電話を使う業務は避けたいと思う人が多いのかもしれませんね。

笑顔は好印象を与える!

仕事において、なぜ笑顔が大切かと問われれば、多くの人は「相手に与える印象が良いから」と答えることでしょう。
接客業であれば当然ですが、全てを一人で完遂する仕事でもない限り、どんな職種・業種でも、内外関係なく、他人と関わらなければならない場面はたくさんあります。

その際、相手に良い印象を持ってもらうことは、仕事をスムーズに進めていく上で重要と言えます。誰でも、不機嫌そうな表情の人や、無愛想な人とは一緒に仕事をしたいとは思わないですよね。お互いが気持ち良く仕事を行うには、常に、笑顔で人と接することは大切なことです。

ただ、この笑顔。笑ってさえいれば良いかというと、そうでもありません。見え透いた笑顔は、時に無表情よりも相手に悪い印象を与えますし、笑顔から急に真顔になったりしたら「こわい!」とさえ思われてしまいます。

好かれる笑顔を作ろう!

それでは、どうすれば違和感を与えない自然体の笑顔ができるようになるのでしょうか。
もし、普段から笑顔を心がけているのに、周りの人の反応がイマイチ…と感じるのであれば、それは、あなたの笑顔に、なにか不自然さを感じているからかもしれません。

誰でも、気分に反して笑おうとすれば、「作り笑い」になってしまいます。「作り笑い」は、顔の筋肉=「表情筋」の働きを鈍くします。ですので、目が笑っていなかったり、顔が引きつってしまったりして、自然な笑みではなくなってしまうのです。

では、周りに好印象を与える笑顔になるにはどうしたらよいのでしょうか。それには、普段から表情筋を鍛えておくのがお勧めです。表情筋が柔らかい状態であると、自然な笑顔になりやすくなるからです。

ここでは、簡単な表情筋の鍛え方をご紹介します。

まず、
①目を見開くなどして顔をぐっと引き伸ばし
②次に口をすぼめるなどして顔をくしゃくしゃに縮めます。
これだけでも表情筋が緩み、いい笑顔を作りやすくなります。
③横に口を開いて「いぃーーー」と言って、次に口をすぼめて「うぅーーー」を言ってみます。これを数回繰り返してみてください。

もし、これらを行ってみてすぐに疲れてしまうようなら、表情筋がちょっと硬くなっているのかもしれません。ずっとPCに向かって作業をしたりして、人と話すことが減っていると、顔の筋肉の衰えも加速します。ときどき、この「いぃーーー」と「うぅーーー」を反復して、表情筋を柔らかくしていきましょう。自宅の鏡など、目につきやすいところに「表情筋」というメモを貼っておくと、忘れることなく毎日継続しやすくなりますよ。

笑顔と気分の循環

今、読みながら表情筋を動かしていたあなた、なんだかほっぺたのあたりが軽くなってきませんか?また、運動不足だなと思った時に、軽くストレッチをしてみると、身体が軽くなったりしませんか?

同じように、人は、笑顔でいると自然と気持ちまでもが晴れやかになっていきます。悲しくて泣いたら、余計に悲しくなってきた、という経験もあるかと思いますが、逆に、誰とも話したくないほど落ち込んでいる時でも、仲の良い人と話して笑っていたら、気持ちがすっきりしたということもありますよね。表情は、その人の心の状態を端的に表すものではあるのですが、反対に表情が気持ちを左右するということも多々あるのです。

笑顔には、免疫力が高まる作用や自律神経を整える効果があるとも言われています。「笑う門には福来る」は本当なのですね。積極的に笑顔を作って、気持ちを晴れやかにする、という良い循環を作っていきましょう。笑顔になって、気持ちが明るくなれば、職場でも好印象を与えられるはず!早速、今日から笑顔の意識改革、始めてみましょう♪