ただ今休憩中!職場の休憩、きちんと取れていますか?

2019/11/12

お役立ち情報

待ちに待った職場でのランチタイム♪皆さんは、会社での休憩時間、きちんと取れていますか? 昼休み、職場のデスクで仕事をしながらお昼ご飯を食べたり、食べ終わったらすぐに仕事に取りかかっている。また、取引先からの電話を取っている、なんてことはありませんか?

休憩が取れない…その原因は?

お昼休みなど、休憩時間は規則で決められているものの、実際にはきちんと休めていないという方もいるかと思います。では、なぜ休めないのでしょうか?
ちょっと考えてみてください。 例えば、「上司や先輩が休憩を早めに切り上げているから、休みづらい」という職場環境の問題や、「仕事量が多すぎて休憩を取る暇がない」という業務上の問題などが背景として考えられるのではないでしょうか。

休憩時間は法律でも定められている!

厚生労働省のHPによると、休憩時間は、
『労働基準法第34条で、労働時間が6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩を与えなければならない、と定めています
とあります。また、休憩時間中に業務を行うことについても記載があります。
『休憩時間は労働者が権利として労働から離れることが保障されていなければなりません。従って、待機時間等のいわゆる手待時間は休憩に含まれません。(略)昼休み中の電話や来客対応は明らかに業務とみなされますので、勤務時間に含まれます。従って、昼当番で昼休みが費やされてしまった場合、会社は別途休憩を与えなければなりません』とあります。

引用 厚生労働省

労働時間における休憩時間や、休憩時間中に業務を行うことについて、企業はこの法律を遵守しなくてはなりません。もし、あなたが「休憩時間が取れない」、「お昼休み中に電話当番をしなくてはならない」などの職場環境に身を置いている場合、その会社は、法律を守っていないということになります。
ですので、本来あなたは気兼ねなく休憩時間を取ってよいのです。「周りがあまり休憩を取っていないから休みづらい」「休憩を取ったら、文句を言われた」という場合、 その会社はブラック会社かもしれません。

休憩時間の問題を解決しようとするときに、一番すぐに行動できる方法は、会社に直談判することですが、もしブラック会社である場合は、あなた個人が動いても煙たがられ、風当たりが強まる恐れがあります。
他に、労働基準監督署に相談するという方法もあります。労働基準監督署は、労働基準法などの法律が守られているかをチェックする機関で、各都道府県の労働基準局に設置されています。休憩時間についても、明らかに法律違反がある場合は、立入検査や行政指導に動いてくれることもあります。ただし、証拠が揃っていない段階や、法的な判断が分かれるようなケースでは、動けないということが多いようです。
もし、どうしても環境が改善されず、わだかまりを抱えているなら、きちんと休憩時間が取れる会社に転職するというのも1つの方法かもしれません。

仕事を円滑に進めるためにも休憩時間は大切!

法律で定められている、ということ以外にも、休憩を取ることには大切な意味があります。皆さんは、仕事中、なかなか集中できなかったり、強い眠気に襲われるということはありませんか?それは、もしかしたら休憩がきちんと取れていないからかもしれません。

休憩時間は、仕事の効率に深く関わっています。休憩を適度に取らないと、集中力や意欲の低下、また眠気が起こり、仕事の効率が悪くなってしまいます。人間の脳が集中して仕事できるのは90分が限度と言われています。
そのため、1~1.5時間ほど働いたら、5~10分程度のプチ休憩を入れて、脳を休めると、気分転換にもなり、長時間効率よく仕事できるようになります。

おすすめの休憩法

プチ休憩は、例えばこんな形で取ってみてはいかがでしょうか?

  1. ストレッチをする
    手を組んで腕をぐーっと上に持ち上げたり、肩に力を入れて、10秒間上げたあと、脱力しながら肩を落とすと、肩こりに効果的です。また、ストレッチ以外にも遠くを眺めたり、目を1分間つぶると疲れ目対策になります。目を1分間つぶる方法は、脳をクールダウンしたり、睡眠物質を取り除く効果もあるそうです。自分のお気に入りのストレッチを見つけて、こまめに行ってみましょう!

  2. トイレに行く
    休憩をとることに引け目がある人は、トイレに行くと良いでしょう。特にトイレに行きたくない時でも、トイレまで歩いたり、違う空間に身を置くことでリフレッシュすることができます。オフィスなどでは、ストレッチなどがしづらい…という方は、トイレの個室でストレッチするのも良いかもしれませんね。

  3. お茶やコーヒーを入れに行く
    お茶やコーヒーを入れるために立ち上がることで、血流がよくなりますし、飲み物を飲むことで、五感を刺激することにつながり、脳のリフレッシュにもなります。

お昼休みの過ごし方

お昼には、しっかりとまとまった休憩を取りましょう。ポイントとしては、なるべくデスクから離れること。昼食は、休憩室や社外でとるのがおすすめです。デスクで食べていると気持ち的にも落ち着けませんし、電話がかかってきた時に取らなくてはならない状況になるかもしれません。デスクから離れることで、一時的にでも仕事を切り離し、気分転換することができます。
また、デスクでお昼をとるのであれば、食べた後に軽く職場の周りを散歩したり、15分程度の仮眠を取ると、午後からの仕事の効率が上がるでしょう。

時には誰かと、お昼を共にするのもおすすめです。その際、仕事で困っていること、考えていることなどがあれば、相手に話してみると良いでしょう。話すことですっきりしますし、解決法も見つかるかもしれません。その後の仕事も滞りなく進むでしょう。 決められた分の休憩を取ることに引け目を感じる必要はありません。休憩時間を思う存分活用して、仕事の効率も上げちゃいましょう!