仕事を押し付けられやすい人の特徴、またその対策は?

2020/02/04

お役立ち情報

職場で面倒な仕事を押し付けてくる人っていますよね。あなたは、そんな時どのように対応していますか?今回は仕事を押し付けられやすい人の特徴や、その対策についてご紹介していきます。

仕事を押し付けられやすい人ってどんな人?

仕事を押し付けられやすい人にはどんな特徴があるのでしょうか?
1つずつ見ていきましょう!

1、就職・転職したばかり、またその職場で一番下の立場の人

まず就職・転職したばかりの人や、その職場内で入社してから一番日の浅いような人は、頼みごとを断りにくい立場にあるので仕事を押し付けられやすいようです。

2、おとなしい人

おとなしい人は、何を頼んでも引き受けてくれるような印象があるので、「頼んでもこの人なら断れないだろう」と仕事を押し付けられやすくなります。

3、今までにも何度も引き受けてくれた人

以前に、仕事を押し付けられても了承している場合は、再び仕事を押し付けられる可能性が高くなります。

あなたはどのように人と接している?

仕事を押し付けられやすいかどうかは、人との接し方にも大きく関わっています。心理学では、「交流分析」という人間関係のパターン分析方法があります。これは、大きく5つのパターンに分かれます。

・FP(CP)(批判的な親)
責任感が強く、向上心のあるタイプ。ただし、他人に対しては批判的。

・MP(NP)(養育的な親)
思いやりがあり、面倒見も良いが、すぐに他人を甘やかす傾向がある

・FC(自由な子ども)
自分のやりたいことには熱中するが、やりたくないことはしない、好き嫌いがはっきりしたタイプ。また、義務などにも無関心。

AC(順応した子ども)
嫌なことが断れない従順なタイプ。

・A(大人)
常に客観的で理性的なタイプだが、冷めている。
またマイペースでもある。                                                                             

一般的には、どの人もこれらの要素を少しずつ持ち合わせていると言われています。その傾向の強さ、弱さによって、いずれかのパターンに人物像を当てはめることができます。あなたは、自分がどの傾向を強く持っていると思いますか?

詳しく調べてみたいという方は、こちらのサイトから、無料で診断できますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どのパターンが良い、悪いというわけではなく、それぞれに長所と短所がありますので、自分自身の足りないところをしっかりと自覚し、それを補っていくことで、円滑な人間関係が築きやすくなるでしょう。

・特に気をつけた方が良いタイプは…

では、この5パターンの中で一番仕事を押し付けられやすいのはどのタイプでしょうか。

それは、ACタイプです。ACの要素を強く持っている人は、自尊感情(自尊心)が低いと言われています。自尊感情…自分自身を肯定的に感じること
そのため、主張したいことがあっても言えないことが多く、他人の言うことに従いがちです。人にだまされるのもこのタイプの人が多いようです。職場でも同様に、頼まれたことを断ることができず、雑用などを押し付けられる傾向にあります。
今の人間関係に悩みがある、仕事を押し付けられて困っているという方は、あなたの周りにいるFCタイプの人を観察して少し見習ってみると良いかもしれません。

仕事を押し付けられないようにするためには?

では、仕事を押し付けられないようにするためには、どうしたら良いでしょうか。具体的な方法を見ていきましょう。

忙しそうにする

実際は忙しくなくても、忙しそうな素振りを見せることで、相手も仕事を頼みにくくなります。ここぞ!という時は忙しそうなふりをするのも有効です。くれぐれも仕事中の私語やサボりはしないようにしてくださいね。

普段から意思表示するようにする

自分の意見があるのに押し殺していると、周りからは従順な人と思われて仕事を押し付けられやすくなります。普段からしっかりと意思表示することで、人の言いなりにならないという姿勢を周囲に示すことができます。

・時には断ってみる

そして、大切なのは、「断る」ということ。一度頼まれた仕事を引き受けてしまうと、「この人なら頼んだ仕事をやってくれる」というイメージがつき、再度仕事を押し付けられやすくなります。そのため、時には頼まれごとを断ることも大切です。相手が上司など上の立場だった場合、最初は断るのに勇気がいるかもしれません。でも、断ることできっとあなたも周囲も徐々に変わってくるはずです。

また、断る時は「出来ません」などと頭ごなしに断るのではなくて、「今は仕事が立て込んでいて出来ないのですが、来週だったら出来ます」「優先してやらなければいけない仕事があるので、申し訳ないのですが、どなたか別の人に頼んで頂けますか」など、角の立たない言い方をするように心がけましょう。理由をきちんと伝えることで、人は納得しやすくなります。

特定の人がいつも仕事を押し付けてくる場合は?

毎回毎回、同じ人が仕事を押し付けてくる、しかも、そんなに大切と思えない雑用ばかりだったり、明らかに実行できないような仕事量だったりする…という場合、もしかしたらそれはパワハラかもしれません。実際は必要でない業務なのにも関わらず、ストレスのはけ口などであなたに仕事を押し付けている可能性があります。

もし、パワハラが疑われる場合は、その相手の上司などに相談してみましょう。距離を置けるように取り計らってくれるかもしれません。それでもうまくいかず、ずっとその相手と職場で関わり続けなくてはならない場合は、転職をするというのも1つの方法です。ためしに人材コーディネーターなどに相談してみて、他の職場の労働条件や環境について知る機会を持つというのも良いでしょう。

仕事を頼まれた場合、もしかしたら本当に忙しかったり、あなたを評価しているということもあるかもしれませんが、単に自分が面倒だから楽をしようと思っていたり、何か悪意があって仕事を押し付けているということも考えられます。そのあたりを見極めることも大切でしょう。仕事を押し付けられた時にそれを避けるのは簡単ではないかもしれませんが、ぜひ今回のコラムでご紹介したことを参考にしてみてくださいね。

<参考書籍・参考サイト>
図解 すぐに使える!心理学 渋谷昌三 PHP研究所 2013

 ライター紹介:かたこりこ
大学では心理学を専攻。卒業後は、ラジオ番組の原稿やフリーペーパーの執筆、教科書系出版社勤務などを経て現在に至る。趣味は読書、映画・お笑い鑑賞。東京都出身。冬生まれだけど、寒いのは苦手です。