選択できないのはなぜ?その理由と改善法

2020/03/31

お役立ち情報

人生は選択の連続ですよね。人生の岐路に立たされた時に悩んだことがあるという方も多いのではないでしょうか。また、現在悩んでいる方もいるかもしれませんね。生きていくためには、様々な選択をし、その選択に自分自身が責任を持たなくてはいけません。ですが、選択することが苦手で、すぐに悩んでしまう……こんな方はいませんか?
今回は、なぜ選択することができないのか、選択できるようになるにはどうしたら良いのかを一緒に考えていきましょう。

人生は選択の連続

社会人になって働き始めると、これまで以上に自分で選択しなければならないことが増えていきます。先回りして物事を予測したり、上司が何を求めているのかを考えて行動したりするなど様々な判断が必要になります。そして、どんな仕事でも、多かれ少なかれ主体性や能動性が求められるものです。

では、仕事以外の日常的なことではどうでしょうか。今日の夕食は何にしよう?遊びに行く時、どの服を着て行こう?休日は出かけようか、家にいようか?など、思い起こしてみると、私たちは、行動をする際に実に様々な選択をしながら生きていることが分かるでしょう。

中には無意識に行っていることもあるかもしれませんが、どんな小さな行動でも、何かしらの選択をして行っていると言えます。

「選択」することから逃げているとどうなる?

日常の生活の中で、何気なくしている選択はできるけれど、そうでない「選択」をするのが苦手。こんな方はいないでしょうか。

例えば、言われたことはできるけれど、自分から主体的に行動することができなかったり、何かを決断しなくてはいけない時にいつも悩んでしまい、らちが明かなくなったり……。

では、選択を避けていると、どんなことが起きるでしょうか。

まず、自分から主体的に動くことができない場合、いつも誰かの指示を待つような状態になりやすいです。職場であれば、いつも受動的な姿勢でいると、周りに「仕事ができない人」と思われ、良くない印象を与えかねません。

また、自分で選択できなくて、誰かにその選択を委ね、その結果、物事がうまくいかなかった時には、「自分であの時決めていればよかった」と後悔の念に駆られたり、「あの時、○○さんに任せたから失敗したんだ」とか「決めたのは○○さんだから、悪いのは自分ではない」と他人に責任転嫁をしたりしてしまうこともあるでしょう。

場合によっては、選択することから回避するために、仕事を辞めたり、ひきこもりになってしまったりする人もいるようです。

選択できないのはなぜ?

それでは、どうして「選択」ができないのでしょうか。考えられる理由について、いくつか見ていきましょう。

1、自分で決めたことで失敗するのが怖い

まず、自分で決めたことで失敗するということに恐れを感じていることが挙げられます。自分で選択するということは、自分で決めたことに責任を負うということです。責任を負うと、精神面に負担がかかることもあります。そのため、失敗を恐れる人は、自分で選択することを避けることで、自分の心を守ろうとするのです。

2、物事を悲観的に考えがち

物事を悲観的に考える傾向のある人は、行動する前から「どうせうまくいかない」と考えがちなので、思い切った決断ができなくなってしまいます。

その背景として、過去に失敗することが多かったり、何かに失敗してそれがトラウマになっていたりすることが考えられます。過去の経験を通して悲観的に考える癖がついてしまった可能性もあります。

3、周りの目を気にしがち

自分の選択が、周りにどう思われるのか気になってしまう、ということも考えられます。
過去に「あんな判断をするなんて…」と周りから白い目で見られた経験があるのかもしれませんね。嫌われたくない一心から、選択できない状態に陥っている可能性があります。

4、判断基準が曖昧

「選択」できない人は、物事の優先順位をきちんと決められなくなっているのかもしれません。優先順位が決められないと判断基準も曖昧になり、自分が何をすべきなのか、何を選択するべきなのかが見えにくくなってしまいます。

また、上記以外に幼少期の親(養育者)との関わりが影響している場合もあります。子どもが自分の気持ちや考えを言う前に、親が「こうしたら?」「こうしたいんでしょ?」と先回りすることによって、子どもはだんだんと自分で物事を考えなくなっていきます。

そのため、大人になって、いざ自分で物事を決断しなくてはいけない場面になった時には、選択できなくなっていることがあるのです。

自分で「選択」するためには?

では、自分で「選択」できるようになるには、どうしたら良いのでしょうか。

1、自分自身が「選択」できていない状況に気付く

まずは、自分自身が「選択」できていない状況に気付くことが大切です。気付く過程で、同時に今まで「親に決められてきたことが多かったな」「周囲の期待に背きたくなくて人に判断を委ねていたな」などと過去の状況を振り返ることができます。そこから、自分が今後どうしていきたいかについて、再度考えてみましょう。そうすることで、自ずと答えが出てくるかもしれません。

2、「うまくいかなくてもいい」と考える

失敗が怖くて選択できない人は、「たとえ上手くいかなくてもいい」と気楽に考えてみましょう。失敗しない人なんていません。失敗してもいくらでも軌道修正することはできますし、失敗することで学べることもあります。「失敗してもなんとかなる、だから大丈夫」と自分に言い聞かせてみてくださいね。

3、物事を前向きに捉えてみる

「どうせうまくいかない」と考えるのではなくて「きっとうまくいくはず」と意識的に物事をプラスに考える努力をしてみましょう。そこまで考えられない……という方は、「うまくいくかもしれない」くらいでも良いと思います。たとえ、その選択をしたあとに失敗をしたとしても、失敗から得られるものはきっと多いはずです。失敗したとしても、それは成功のチャンスなのだと考えてみると気持ちも楽になりますよ。

4、過去の失敗を引きずらない

自分の決断によって失敗し、周りから良く思われなかった経験のある方もいるかもしれませんが、それは「過去」の話です。いくら「あの時の選択は間違っていた」と後悔し続けたところで、過去は戻ってきません。ですので、過去を振り返るのは、可能な限り避けましょう。そして、「これから」のことを見据えるようにしてくださいね。

5、判断基準を明確にする

選択肢が多い場合や、選択肢それぞれにプラス面とマイナス面が見え、判断しづらい場合は自分にとって何が重要かという判断基準をはっきりさせることが必要です。

例えば、転職活動であれば、前職の知識や経験が活かせる仕事がいいのか、未経験でもやりがいのある仕事がいいのか、また、給与との兼ね合いや残業の有無など、自分がどの点を重要視しているのかを明確にする必要があります。

それぞれのメリット、デメリットを考え、自分の中での優先順位をつけてみると選択しやすくなりますよ。

いかがでしたか?現代には、たくさんの情報があふれかえっています。そのため、自分で考えなくても、選択しなくても、検索さえすれば答えをコンピューターが導いてくれるということも多いでしょう。
選択することには責任が伴うので、時には億劫になってしまうこともあるかもしれませんが、「自らが考えて決める」ことが一番大切です。失敗を恐れず、自分で「選択」して前に進んでいってくださいね。