朝ごはん、きちんと食べていますか?

2020/06/30

お役立ち情報

皆さんは、毎日きちんと朝食を食べていますか?「一食くらい食べなくても平気」「朝は忙しくて、朝食を食べる時間がない」「朝食を食べる時間があるなら、寝ていたい」こんな理由で朝食を食べない人も多いのではないでしょうか?
今回は、朝ご飯がもたらす効果について考えていきましょう。

朝食で脳のスイッチを入れよう!

朝起きて、なんとなく頭がボーッとしている時はありませんか?その原因として、脳の中の栄養が足りていないことが考えられます。

私たちに必要な栄養素は、大きく分類して糖質、脂質、たんぱく質の3つです。これらを「3大栄養素」と呼びますが、脳に必要なのは、糖質の中にある「ブドウ糖」です。

糖質には、でんぷん質と砂糖、果糖、ブドウ糖があり、それらがエネルギーとなっています。しかし、脳細胞においては、この中のブドウ糖しかエネルギーとして蓄えることができません。つまり、朝、ブドウ糖が不足していると、脳のスイッチが入らないのです。

ブドウ糖は炭水化物が分解することによって作られます。このブドウ糖を朝食で補うことで、次の5つの効果が期待できます。

(1)頭の回転が良くなる

(2)目覚めが良くなる

(3)お腹の調子が良くなる

(4)太りにくくなる

(5)肌がキレイになる

朝食を食べるだけで、こんなに良いことがたくさんあるのです。

朝ご飯、特に「ブドウ糖」が摂取出来ないと…

それでは、逆に朝に3大栄養素、特にブドウ糖を摂らないと、どうなるのでしょうか?

脳の活動エネルギーは、主にブドウ糖の働きによるものです。しかし、ブドウ糖は体内に大量に貯蔵しておくことができないので、不足してしまいがち。そのため、空腹な状態で起きた朝の脳は、エネルギーが足りていない状態です。

そこで、朝ご飯を抜いてしまうと、脳のエネルギーが不足し、 集中力や記憶力が低下します。また、そればかりでなくイライラしやすくもなります。そうならないためにも、仕事をする前には、しっかり朝食を食べてブドウ糖を摂取しておきましょう。

他にも、朝食を抜くと低血糖の状態を引き起こす恐れがあります。低血糖とは、血液中のブドウ糖の値が異常に低い状態のことを言います。低血糖状態が続くと、無気力になり、ひどくなると意識不明、また時に死に至ることもあるので、注意が必要です。

「ブドウ糖」を補うためには? こんな朝食がおすすめ!

不足したエネルギー(ブドウ糖)を補うために、おすすめなのは、「お米を食べる」こと。ごはんは粒食なので、ゆっくりと消化、吸収されるという利点があります。また、ゆっくりと血糖値を上げて、長時間維持してくれるので、脳にとってはとてもよいブドウ糖の供給源となります。それでは、2つのタイプに分け、具体的にどんな朝ごはんを摂るのが良いのか見ていきましょう。

○午前中イライラしがちな人は・・・

朝、脳に必要なエネルギーを摂取しないと(朝ご飯を抜くと)、イライラしやすくなります。そこで、脳にとって唯一の燃料であるブドウ糖を摂ることを意識しましょう。具体的には、朝ご飯で、ブドウ糖が多数つながった状態であるでんぷんを摂り、これに、脳を働かせる栄養素であるコリンや必須アミノ酸であるリジンをプラスして取り入れるようにしましょう。例えば、卵かけごはんや、おかかごはんなどがおすすめです。

○午前中ボーッとしがちな人は・・・

朝ごはんを食べず、空腹のまま出社した場合、脳だけでなく、体を動かすエネルギーも生み出せません。そのため、体が重くなったり、前日の疲労感を引きずったりして、ボーッとしやすくなります。それを防ぐために必要なのがブドウ糖(おすすめはお米)です。その時、代謝を促進させる効果があるビタミンB群をプラスすると効果的です。具体的には、豚肉、ハム、納豆など。疲労回復を図りたいという場合は、梅干し、酢の物、フルーツなどの酸味があるものをあわせて食べると良いでしょう。

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朝ご飯を食べることの効果についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

普段、朝食を抜いている人が、いきなり「朝食を食べよう」と気合いを入れても続かないこともあると思いますので、あまり気負わず、まずは自分が手軽に準備できるものから、始めてみましょう。

また、朝の時間帯に定食を提供する飲食店もたくさんありますので、用意するのが面倒な人は、時には少し早めに起きて、お店で食べるのも良いかもしれませんね。

ただ、朝ご飯を食べるようになったからと言って、昼ご飯や夜ご飯を抜いてしまっては意味がありません。毎日3食きちんと食べることを心がけるようにしてくださいね。

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