お腹が張る、痛い・・・もしかして、過敏性腸症候群かも。原因と対策法を紹介!

2020/07/23

お役立ち情報

最近、「お腹の調子がどうもよくない」「下痢や便秘が続いている」なんてことはありませんか?夏場で冷たいものばかり食べていたら、お腹を壊したというのならわかりますが、理由もわからないのに、突然お腹が痛くなってトイレに駆け込むなんてことが続いたら・・・結構ツラいですよね。
今回は、過敏性腸症候群(IBS)についてご説明していきます。

過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群とは、腸が過敏になって、腹痛や腹部膨満感、便秘、下痢などの症状が起こる病気のことを言います。ストレスを受けやすい20~30代の若い世代に起こりやすい傾向にあります。

主な原因は軽い腸炎、腸内環境の変化、ストレスの3つです。特にストレスは、腸の動きに直接影響を及ぼすと考えられています。

過敏性腸症候群の症状の1つとして、「下痢や便秘を繰り返す」というものがありますが、これも、ストレスで腸の動きが早くなったり、遅くなったりするのが一因です。 また、ウイルスや細菌によって発生した感染性腸炎が慢性化したり、腸内環境が悪化し、悪玉菌が増え、その毒素で腸に炎症が起こったりすることでも、過敏性腸症候群を引き起こします。

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こんな症状があったら過敏性腸症候群かも?チェックしてみよう!

病院に行くほどではないけれど、胃腸の不調が気になる・・・そんな人はもしかしたら過敏性腸症候群かもしれません。以下のリストでチェックしてみてください。

□下痢や便秘になることが多い

□下痢と便秘を交互に繰り返している

□吐き気を催すことがある

□食欲がない

□いつもお腹が張っている

□おならがたくさん出る

□排便しても残便感がある

3つ以上当てはまるものがあれば、過敏性腸症候群の可能性があります。

ストレスが原因の過敏性腸症候群は自分で対策できる!?有効なのは食事と運動!

過敏性腸症候群の原因として、一番に考えられるのはストレスです。

意外かもしれませんが、ストレスによる過敏性腸症候群は比較的改善しやすいと言われています。 もし、自分がストレスによる過敏性腸症候群かもしれない、と思ったら、アルコールや油っぽいもの、コーヒー、アルコール、香辛料などは控えるようにしましょう。これらは下痢や腹痛を引き起こす原因となります。反対に、ヨーグルトなどの発酵食品は、症状の軽減に有効と言われています。

他にも、「喫煙や暴飲暴食を控える」「睡眠時間をきちんと確保する」などの生活習慣を見直すこともカギとなります。

また、適度に運動をすることでも、症状が軽減されることがわかっていますので、ウォーキングなど継続して体を動かすことも大切です。

それ以外の解消法として、ツボ押しや、肛門・その周囲の骨盤底筋群を鍛えるエクササイズなどを行うのも有効です。ここでは簡単にできるものをご紹介しますので、ぜひトライしてみてくださいね。

・ツボ押し

合谷(ごうこく)は、自律神経を整えて、胃腸の働きを活発にさせる効果のあるツボです。人差し指と親指が交差するくぼみの部分が合谷です。痛気持ちいいと感じる強さで、3秒押し、離しましょう。これを3~5回行ってください。

出典元:手のツボ図解15選!https://leaders-action.com/body/7926/

・エクササイズ

  1. まず床に仰向けになり、膝を曲げた状態で足を軽く開きましょう。この時、手はお腹の上に乗せ、肛門を締めるようにしましょう。
  2. 次に、手を床に置き、体重をかけます。肛門を締めつつ、お尻を浮かせましょう。

   ※1、2を交互に20回繰り返してください。 胃腸に効くエクササイズですので、毎日の習慣として行うようにすると良いでしょう。

出典元:簡単骨盤底筋トレーニング!立つ・座る・寝るだけの3ポーズ https://allabout.co.jp/gm/gc/461449/

出先で下痢の兆候・・・パニックに陥ったら?

ストレスが原因の過敏性腸症候群で最も典型的なケースとして挙げられるのが、通勤で電車に乗るたびに下腹部が痛くなり、下痢などの症状を引き起こすというものです。また、会議に参加したり、プレゼンテーションで発表したりすることがストレスとなり、下痢などの症状が出ることも考えられます。

そういったストレスのかかる場面で漏れそうになった時は、それ自体がその人にとっての恐怖体験となります。その恐怖体験が嫌な記憶として頭に残り、また漏れそうになったらどうしよう…と恐怖心が生まれることで、過敏性腸症候群につながることも少なくありません。

腸は、脳と自律神経によりつながっています。そのため、脳が何らかのストレスを受けると、自律神経を介して、腸にストレスが伝達され、胃腸の運動異常を引き起こし、腹痛や便通異常を発生させてしまうのです。

ストレスがかかる場面でパニック状態に陥ったら、目を閉じて1分間深呼吸を繰り返してみてください。呼吸を繰り返すことで脳がリラックスできれば、症状が改善されやすくなります。

もし、腹痛や腹部膨満感、便秘、下痢などが長期間続くようであれば、内科、消化器内科で診察を受けるようにしましょう。また、仕事や対人関係の心理的ストレスが原因となっている場合は、心療内科で治療を受けた方が良い時もあります。

過敏性腸症候群の治療は、症状が改善するまでに時間がかかることもありますが、原因を特定し、必要に応じて薬を併用すれば症状を改善させることが可能です。

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過敏性腸症候群にならないようにするためには、規則正しい生活を心がけ、日頃からストレスを溜めないようにすることが大切です。自分なりのストレスのかわし方を見つけられるようになると良いですね。

また、職場が原因でお腹の不調が続いているという場合は、職場を変えることで改善される可能性があります。

転職エージェント「パセリスタッフ」には、心理カウンセラーが在籍しておりますので、転職相談だけではなく、抱えている心の悩みなどもご相談頂けます。今の職場をやめようか悩んでいる方はお気軽にご相談くださいね。

 ライター紹介:かたこりこ
大学では心理学を専攻。卒業後は、ラジオ番組の原稿やフリーペーパーの執筆、教科書系出版社勤務などを経て現在に至る。趣味は読書、映画・お笑い鑑賞。東京都出身。冬生まれだけど、寒いのは苦手です。

<参考書籍>

Tarzan(ターザン) 2019年6月27日号 No.766 マガジンハウス

https://allabout.co.jp/gm/gc/461449/

https://doctorsfile.jp/medication/40/

https://tarzanweb.jp/post-192491

https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/ibs_3.html